数学が得意な人は、プログラマーの適正があると言えます。
プログラミングの世界は、数字の世界であるとも言えるからです。
実際にプログラミングコードの中には数式も数多く出てくるため、数学がまったくできないと第一線で活躍することは難しいでしょう。
最低限大学レベルの数学を理解してからでないと、効率のいいプログラミングは行えません。
最近は直感的にコードが書ける簡単なプログラミング言語が登場していると言っても、やはり本格的に仕事にするためには数学は必須になります。
高度なことをしようと思うと、さらに難解な数式を使わなければならないこともあります。
特に3Dゲームのプログラミングをするなら、数学的な素養は欠かすことのできないものとなります。
具体的に数学のどの知識が役に立つかといえば、行列や代数の知識が重要になります。
3Dゲームならベクトルの概念は持っておく必要がありますし、確率についても理解できているかどうかが重要です。
パソコンも言ってしまえば、大きな計算機以外の何物でもありません。
パソコンに計算をさせるためには、もちろん計算式が必要になります。
プログラマーの仕事とは詰まるところ、その計算式をコンピューターに与えることです。
プログラマーになる人間の多くが大学で本格的に数学を勉強してきた人たちであることからも、それが事実であると分かります。
コンピューター系の専門学校でも、数学の勉強には相当力を入れています。
仕事に就いてからではあまり時間が取れないので、数学の勉強は若いうちにしておくのがベストです。